Mie Prefectural Yokkaichi Commercial High School

四日市商業高校では、産業のまち四日市市という立地を生かし、様々な企業や地域と連携した商業高校ならではの実践的な活動が数多くあります。  企業と共同して商品開発や地域イベントに関わったり、フィールドワークやゲスト講師の特別講義を通してビジネスにおける創造性を養うとともに社会に貢献する人材を育成しています。

◆令和5年度実績(抜粋)


四日市の中心商店. 街のPR活動

四日市市の「高校生の魅力力創出事業」により、街の賑わいを創出することを実践的に学ぶ授業として活動しました。外部講師として映像クリエーターの指導をうけ商店街の発信をテーマに動画制作をし、SNS等に投稿。また、夏の大四日市祭り、秋の四日市祭り、四日市市長訪問など大きなイベントに参加し、ポスター制作では、商店街はもちろん地域の大型店舗や施設など約500 枚を貼ってもらうことができました。さらに、新聞やテレビ放送などの各種メディアでも30 件ほど取り上げていただき1 年間を通して良い経験をしました。映像クリエーターのシャンソンさん、四日市市商工農水部商業労政課、諏訪西商店街振興組合、各商店主の方々、ご指導ご協力いただき本当にありがとうございました。

◆明月堂×四日市商業のコラボ商品販売

明月堂×四日市商業のコラボ商品「幸せきなこ」「茶娘和子(ちゃっこわーず)」やCAKE COUPAGE様の「チョコパウンド」、オランジェ様の「カヌレ」、洋菓子 ナポレオン様の「フィナンシェ」といった地元のお菓子を仕入れ販売しました。この実習は、生徒が主体となり実際に取引先と交渉して安く仕入れさせてもらい、どのくらいの利益になるのかを自分たちで算出しています。利益が多くなる場合もあれば、赤字になってしまう場合もあります。実習を通して、実際の商業を体感しています。

◆「近鉄百貨店に泗商生の提案を届けよう」

 近鉄百貨店四日市店店長様にお越しいただき、高校生の提案を届ける探究活動を実施。これは、2学年「課題研究」の授業の一環で、探究活動を学年全体で実施するものです。
全体講師として、高崎商科大学準教授:高見啓一氏、講演として一般社団法人実学実践探究舎代表理事:岩崎美友紀氏をお招きし、またメンターとして東海学園大学経営学部準教授:岡田一範氏およびゼミの学生のみなさんにも協力いただきました。
  提案の中には、若者をターゲットとしたものが多く、費用対効果も考え、これまで学んだマーケティングの知識を生かしたものや、データとしていただいた近鉄百貨店の財務データも生かした売上向上を図るものもあり、高校生ならではの面白い提案がありました。

◆中小機構「令和5年度起業家教育プログラム実施報告会」

 2024年2月11日(日)虎ノ門ヒルズにあるスタートアップインキュベーション施設「CIC TOKYO」にて、報告会に参加しました。
これは、12月に実施した、「近鉄百貨店に泗商生の提案を届けよう!」でタイアップしてもらった、中小機構の報告会です。
 全国の高校生やスタートアップ企業の経営者さんたちと交流を深めました。